2018.8.26 稲子岳 南壁 左カンテ

Alpine

【日程】2018.8.26 

【場所】八ヶ岳 稲子岳 

【メンバー】Mitsu(会外)Oh!  

【種別】アルパインクライミング 

【目的】アルパインデビュー 

(報告者:Mitsu)

Oh!をそろそろ本ちゃんデビューをさせようということで

八ヶ岳は「稲子岳 南壁 左カンテ」へいくことに。

私はここに4年ほど前になるのだろうか、「松本山登会」のメンバーと初めてきた本チャンがこのルートと個人的にはとても思い出深いルート・・・

岩の条件は脆く、とても快適とは言えないが難しいところも無くOh!のデビューにはもってこいのルートだ。

スタートは稲子湯から・・・1段上の駐車場は既にいっぱいなので温泉からスタート

外界では本日も猛暑予想・・・

一転、登山口まで来ると想像していたよりは涼しい。山ではすっかり秋を感じらっれるようになってしまった。暑いのはもう嫌だけど、秋になるのはこれはこれで寂しい・・・

森林整備が行われており、屏風橋からの登山道しか使えなくなっていた。

こちらは初めて通り道。新鮮!

トロッコの跡?

ミドリ池に到着。ここまで約1時間強。樹林の奥に南壁が見えてきた!

しらびそ小屋で休んでいた2人組Pも左カンテに行くようだ。

その人の情報では、さらに前には何パーティか入っている模様・・・

渋滞していないければいいのだが・・・

アプローチは登山道の2150付近より南壁に入っていく。

どこもかしこも踏んであるように見えるが・・・(俺だけ?)しっかりと踏んだ跡はない・・・

でも、ある程度方角決めて詰めていけば自然と取り付き付近には出るので迷うことはおそらく無いでしょう・・・

苔蒸した世界が広がる。まるで「もののけ姫」の世界。

「こだま」が現れてもびっくりしないよな景色だ。そのうちシシ神も現れるかもしれないと思うとドキドキしてきた。

空が開けると、取り付きはもうすぐそこ!

小屋から1時間くらいで取り付きに到着。

取り付きには4人パーティが登ってて・・・

さらに2人組のパーティがスタンバイしていた。

うちらはその次。

1時間程待たされて出発する。

1P終了点より・・・

眺望が良くなってきた。

セカンドのOh!を上げる。

しかし前は渋滞中なのでウェイティング。

日差しは暑いが風がつよいので程よい体感温度。時折寒くも感じる。

2P目

ようやく前のパーティが出た。

それでもまだ上で詰まってそうなので少ししてから上り始めるもビレーステーションは占領されて使えないので岩で支点を作ってセカンドを上げる。

2Pの終了点より。

3P目

前のパーティが出発しました!

(写真は前のPだが支点取れなくて右往左往・・・)

前のPが支点がなかなか取れなかったり、ロープをスタックさせている間に少し前に出てしまった・・・(きっと戦略的ではない。たまたまそこに岩があったから・・・)

そしたら「先行きますか?」

なんか申し訳ない・・・プレッシャーを掛けたつもりは無いのですが・・・

でも、ありがたく先に行かせていただきます!

4P目は上の写真のところを登って上まで!譲ってもらったので早々に登っていったら写真は撮り忘れてしまった。

昼過ぎに抜けられてしばしお昼軽く食べたりしながら休憩。

あとはサクッと下山するだけです。

感想として、4年前にきた時の記憶とは印象が違った。なかなか悪くないルートです。

本格的な冬になる前にアイゼントレで来るのも良いかもしれないですね。

簡単ですが動画も取ってみたので・・・

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