2018.8.11_12 米子沢

River trekking

【日程】2018.8.11_12 

【場所】米子沢 

【メンバー】Ken、Mitsu、Ushi (会外)Oh! 

【種別】沢登り 

【目的】夏合宿

(報告者:Mitsu)

山登会恒例の夏合宿は沢登りへ! 

当初は、米子沢→上ゴトウジ沢→ブサノ裏沢→巻機山山頂 の予定でスタート・・・  

しかし、予報に反して天候が好ましくない・・・ 前夜からの雨で出発もためらい社内で1時間ほど待機するも天候の回復はせず、強行突破で入渓します。

なんか、普通の沢の状況とは異なり水は濁り水量も多く感じる。 大したところでなくても微妙な展開に・・・ 去年の湯檜曽川といいなぜお盆の沢はこうなるのか・・・ 

普段の行いの悪い人がいるに違いない。 ふと横を見ると人相の悪い某K氏・・・

大先輩ながらこの人に違いない。

 結局、ちょっとしたゴルジュ帯に入ったときに危険を感じる水量。 まして、今回は沢の初心者もいたので出直すことに。 

まだ、入渓して1時間半ほどで駐車場に戻って翌日出直す案も挙がったがせっかくだからという事で付近の幕営可能な場所を探して早々に幕営。 

雨も断続的に降っており、寒いので早々に薪を集めて火を焚く。

 薪はかなり湿っていたがさほど時間もかからず着火に成功して暖をとる。 この時点でまだ11時頃。 

実に暇だ・・・

この時間から飲んだら酒が足りなくなるので自粛。 

しかし・・・ 暇だ・・・

12時半頃に痺れを切らして宴会を始めてしまおう!!

カンパーイ! 

本日のメニューはBBQ 

肉から生まれたような肉好き男のKenが肉にかぶりつく。

豚バラ、鶏もも、ベーコン、ウィンナー、と肉三昧! 

次第に雨も落ち着いて蒸し暑くなってくると焚き火が厚くてたまらない・・・ 

沢の水もみるみるうちに減っていくので明日は問題なく遡行できそうだ。 

早々に酒をくらい、マッタリタイム。

 大きな岩の上での昼寝は至福の瞬間だ。

廃人と化したKen・・・

それぞれ、昼寝をしたり探索したりで陽が落ち始めてようやく涼しくなってきたので焚き火を囲んで再び酒を飲む。 今回は一眼は持参していないので星の写真は撮れなかったが、満点の星空が広がって宇宙の中にいるような光景を楽しめた。

  2日目 朝食を摂ったら遡行開始です! 

水量が減って、昨日とはまるで別の沢に来たような雰囲気。 

特に難しくところはない。

今回が沢デビューのOh!もだんだん沢歩きに慣れてきたようだ。 

途中のナメ滝でスライダー! 蒸し暑く火照った身体を沢の水が冷やしてくれて心地いい。

この沢、唯一の高巻き。 ソコソコ長くてダルくて急斜面だが、踏み跡はバッチリ。 それでも落ちたらやばいところもあるので慎重に歩きます。

途中崩壊してた箇所も少しだけあったが、基本的には渓相は綺麗で心地よい沢です。 

名渓と呼ばれるだけありますな・・・ 

この滝も登攀は特に難しくない。

 部分的に嫌なところがあるのでお助け紐は何回か出したかな・・・ 

ひたすら似たような感じの沢を詰めます。

ゴルジュ帯に突入。

難しくはないがもろに水を被りながら滝の中をトラバースする箇所では女性人はやや怖がってたかな。 しっかりスタンスはあるので確実に行けば問題はない。

しばらく、豪快なゴルジュがつづく。 さてさて、この沢のハイライトの大ナメの雰囲気が出てきます。

  大ナメ!!

大ナメ 綺麗だけど、ヒタヒタ歩くといった感じではないかな・・・ 案外滑る。

油断すると下まで豪快な滑り台になってしまうので注意が必要。 Oh!は一箇所、足を滑らせて滑落寸前。 Kenと私でなんとか止めたが、その後Oh!はチキンになってピヨピヨ状態(笑)

 Ushiは歩きの特訓の成果が出てきたのかしっかり歩けるようになってきた。

 う~ん、微笑ましい光景ですな!! 

ヌルヌルの大ナメを越えると源頭の様相になってきた。 

その後は小滝はあるものの難しいとこはなし。

今までいろんな沢を登ってきたが源頭の雰囲気はずば抜けて綺麗。

歩いていて気持ちいい! 

最後の二俣。

避難小屋の水場のところから上がっていくとすぐに避難小屋が見えた。 なんだこの詰めの楽さ・・・ 何一つ苦痛はない。 

避難小屋で沢支度を解除してしばし休憩。  

一応、個人的に初の巻機山(100名山)だったので山頂は踏みます。 山頂までは攻めの歩きで15分程度。 

ん?

地図上では山頂はこの先だがなぜかココに山頂の標識が・・・ 

まっいっか。とりあえず記念撮影!

相変わらずなKenのフェードイン! 

このあと、本来の山頂?までダッシュして。 

その後下山しました。

今年も夏合宿は 天候に恵まれず、米子沢単体の沢登りになってしまったが、初心者もいたしのんびりできたしまぁこれは、これでよしとします。 

しかし、この標高では山頂も稜線も暑い・・・ 

せめて山の上くらいは涼しくなってもらいたいものです・・・

 おしまい