2018.6.23 鹿島槍ヶ岳(赤岩尾根ルート)

Mountaineering

【日程】2018.6.23 

【場所】鹿島槍ヶ岳 

【メンバー】Mitsu (単独)

【種別】ピークハント 

【目的】歩行トレーニング

(報告者:Mitsu )

※このブログ内で時間の表記がありますが・・・この時間を参考に計画等はしないでください。

この週末、本来は穂高周辺のルートに入る予定でしたが、土曜の午後から天気か崩れる、日曜日のは晴れ予報だったが、岩が濡れているといけるような場所ではないのでその予定は断念。

ということで入会希望のS10とOh!を「しごいてやろう!」と企み鹿島槍の日帰りを計画。

ところが・・・

両名とも前日や当日の朝に体調不良で不参加の連絡・・・

一瞬、そのまま寝てしまおうとも思ったが、諸先輩方に「最近歩いていない・・・」とお叱りの言葉を受けていたので久々にソロであるくことに。

あっ・・・あらかじめお伝えします。

今回は単独なのでくだらないことばかり書いています・・・景色も微妙で正直つまらないかも?です。(苦笑)・・・軽量化のため、カメラもコンデジだし。。写真も綺麗じゃないのであしからず・・・

そんなこんなで、

実はわたくし、赤岩尾根って登るの初めてでちょっと新鮮な気持ちで歩けました。

スタートは大谷原(おおたんばら)

5時には登りはじめようと計画したのだが・・・朝の儀式(トイレの神様へのお祈り)が長引き5:20試合開始。15時前には本格的に降りそうな予報だったのと少し自分に鞭を打ってしょっぱなから攻めモード。

前日から後半は雨に打たれて濡れるのは覚悟してました・・・

西俣出合まではひたすら林道歩き。堰堤の地下トンネルをくぐって登山道に突入。

ここまででウォーミングアップは終了。

高千穂平まではそこそこの登りが続きます。

特に危険な箇所はない。ただ歩くだけ。

ソロだとMっ気の本性が騒ぎはじめ、つらいことをしたくなってしまうのが性。

だいぶ登ってきた・・・つもりだが・・・まだまだ上り始めたばかり・・・

普段はあんまり花って見ないが、1人だったし。

暇だったから写真撮ってみた。わたくしあんまり詳しくないのでツッコミ大歓迎!!

ん? こやつ何者だ?・・・アカモノ?

コレはきっと・・・なんちゃらツツジ。レンゲ?

これは知っている!! イワカガミ! コイワさんの方だね。高千穂平周辺まではすげー群生してた。今がきっと見ごろかな。

コレも知ってる!ゴゼンタチバナ。

秋には赤い実つけるやつだ!

それにしても、天気よくなかったせいか写真の色が悪いなぁ・・・

ようやく本日の折り返し地点が見えてきた!

しかし、長いなぁ・・・あの頂までいっても半分だもんな。

本日の標高差1800mはなかなかしんどい。

とりあえず高千穂平!

ここで、ご夫婦が休憩してた。下山しているところだって・・・

後にも先にも赤岩尾根で人にあったのはこのご夫婦のみ。静か過ぎる山歩きを堪能。

ここでは水分を1口、ゴクリ

写真1枚、パシリ

先を急ごう・・・

だいぶ、目線が上がってきた。ここで登山口から約1000mくらい上げたことになるが、、、

あと800か・・・長い・・・

冷乗越が見えた!

が・・・まだまだ先は長い。

もう、いっちょ花。

なんだ? ツマトリソウ?

写真がぼけててダメだね。ウメバチソウではなさそうだし。

コレ系の花の名前が出てこない。ツガザクラ?ということにしときましょ。

今年は雪解けも早く雪はほとんどなかった。

一応、まだ6月だし、アイゼン、ピッケルは必携(結果的には使わなかったが、それでも何があるかわからないから必要です。)

残雪 その① 問題ないけど、落ちたらやばいから慎重に。

残雪 その② 小屋の方に感謝。

しっかり、切って下さっていました。ただし油断は禁物!

そういえばもう少し下に雪があったけど・・・迂回させられる。

登山道にこんな看板

この手前に、うっすらな踏み跡あるが・・・

あまりいい道ではないな。初級者は要注意!

こんな感じのうっすら踏み跡。

しっかり見れば分かるが、ルーファイ慣れない人なら難儀するかもね。

ようやく、冷乗越まできた。

高曇りだったが、眺望はまずまず。立山・剱がバッチリ見える!

冷池山荘まではあとちょっと。小屋までいったらゆっくり休もう・・・

到着。ふぅ~疲れた疲れた。

小屋の到着は、8:20

時間はまずまずだったが・・・(苦笑)、既に足がつり始めた・・・でもここのコースタイム設定、甘いよね?・・・

とりあえず、腹ごしらいして、水分補給して足揉んで・・・

再出発!

登りはじめて、テン泊装備の2名が下りてきたがその他はご覧の通り。

ガラガラです。

まだこの時期は、鹿島に来る人も少ないんですね・・・7月くらいから本格的に増えるのかな?

稜線は布引山の登りまではほとんど雪。

夏道よりアップダウンもなくて案外快適。ところどころルーファイ必要だけど赤テープに忠実に進めば問題なし。

立山・剱が凛々しい!

まだまだ、あっち側は雪残ってるねぇ!

来月、行きたいなぁ。チンネ。。

「振り返ればヤツがいる・・・」年齢ばれそうだけど・・・

爺~針~蓮華までの稜線が美しい。この稜線も全部はつなげていないからまた、歩行トレーニングで行こうかな・・・

って暢気なこと言ってますが・・・

小屋から上は足がつってなかなかペースが上がらない・・・いやぁ足が訛ってます。

こりゃ情けない。

気分転換にお花でも・・・

稜線も花が綺麗でした。

これは? シナノキンバイかなぁ・・・

ヨコハマギンバエではないことは確かなんだが・・・

ミヤマダイコンソウ!

コレは襟巻きトカゲちっくな葉っぱが特徴!

コレはおそらく・・・

ハイマツ!・・・(結構自信ある!)

今回のイチオシはこれ!

キタダケソウ!!

ごめんなさい、ウソです。「ハクサンイチゲ」です。

山頂付近ではありえないほど群生してました。

ここまで見事な群生はなかなか見られない。

ちょっと、分かり難いかもだけどこの緑にうっすら白いのは全部ハクサンイチゲ。

「まるで、お花畑のじゅうたんやぁ」←彦磨呂風

って叫んでしまった・・・(汗)

そして、ついに登頂!

10:10 鹿島槍ヶ岳 南峰

小屋からはめっきりペースが上がりませんでしたが、なんとか登頂。

歩いていないから衰えたのか?

加齢の衰えか・・・真相はわかりませんが、

今年はもう少し長い距離歩くトレーニングしなければと痛感した山行となりました。

五竜・白馬方面

右には火打・妙高

剱・立山連峰

鹿島の北峰

もう登山道には雪はないので行くのは容易。

ただし、この時点で槍、穂高周辺は既に天気が崩れている。

会のもう1組は燕に入っていたが、そこからの情報だと同時刻にポツポツ降り始めているとの事。

可能な限り、雨の中は歩きたくないので北峰は諦めて早々に下山。

何とか・・・13時30分には下山完了で

最後の5分ほどポツポツ降ってきましたがセーフ・・・

次こそはS10とOh!を連れて長めの日帰りでを!

五竜か・・・扇沢~爺(種池)~針の周回かな・・・

おしまい