2019.1.12〜14 戸台川周辺 アイスクライミング

【日程】2019.1.12〜14

【場所】戸台川周辺アイスクライミング

【メンバー】 Ken、Mika、Mitsu、Ushi（会外）Oh!、Taco

【種別】アイスクライミング

【目的】アイス合宿

（報告者：Mitsu)

行ってみたいと話には何度か上がっていたが、なかなかいく機会に恵まれなかった戸台にようやく“合宿”という形で行けることになった。が…駐車場に着くと雪の“ゆ”の字もない…しかも暖かい…
本当に大丈夫なのか…と疑心暗鬼になりながらも駒を進めた…

ご覧の通り雪は皆無…しかも、薄着なのにもかかわらず少し歩くとすぐに汗をかく始末だ。
思っていたより、川沿いの道は歩きやすい。1時間半くらい歩いただろうか…
標識があり、『唐沢』と書いてある。ん…そんな沢、地図では見てない…
本日の目的地は上ニゴリ沢なので、まだ上だろうと上がっては見たもののその上ニゴリ沢は出てこない…
地図を確認すると、既に歌宿沢の下まで来てる…やられた…
あの標識の唐沢は上ニゴリ沢だった。少し戻ると幕営適地…があったのでそこで幕営。（この河原はどこでも張れそうだけど…）
今回は経験の浅いメンバーも多かったのでそんなに欲張ることはできない。
という事で、本日は上ニゴリ沢の支沢の小百合沢の滝を目指す。
トポにあった通り、鉄の堰堤を過ぎると滝が現れた。想像していたよりなかなかカッコイイ滝だ！

滝のちょっと下までは氷は全くなく、氷が出てきたところで登攀の支度をする。暖かいのに、氷のコンディションはまずまず。快適すぎるではないか…
今まで、文句垂れながら共に歩いてきたKenと顔を見合わせてニンマリ…

滝の直下は微妙な氷なのでロープ出すほどではないけど慎重に、フォローしながらメインの滝の直下まで上がる。

おぉ、ダーヤマ（Oh!）立派しな山ヤの雰囲気になってきたではないか…お父さんは嬉しいよ（涙）

なかなかイケメンな滝。

まずは私がTRのセットの為にリードで…支点からは60mロープでピッタリ。50mロープならばスリングを繋げて小細工が必要だ…つまり、30m近くのスケールなのでなかなかの滝だ。
しかし、綺麗なツララ（写真右下）達ははソッコーでKenに食われるのである…ご愁傷様です…

破壊王の異名を持つKen。此奴に出会ったら全てのツララは命を奪われる…

今回、本格的な参加となったTaco。まだまだ荒削りだがポテンシャルは凄い。
しかも、若い！某Mの子供くらいの年齢…お母さんって呼んであげてね💕

そんなに広くない幅だったけど、2本ロープを張って皆んなでガンガン登る。
気付いたら16時前…時間が過ぎるのは早いもので、早々に切り上げて幕営場所まで下る。ヘッデンギリギリの時間になんとか戻れた…
そして、テントでは大宴会が始まります。

Kenは鍋を拒否したが、強硬策でモツ鍋に。（明日は肉焼くから許してね🍖）

食当のUshi、Oh!仕事が忙しい中ありがとう！
2日目この日は歌宿沢の歌宿の宿を目指すも、薄いし、条件悪いしデカくて途中で切れそうもないので、急遽予定変更。
手前の尾根を登って、まずはスーパー林道へ。しかし、ここまでのアプローチがとっても悪く、慣れないOh!は真っ青な顔になってた…こういうの何度も経験すると平気になるからガンバッ！
そして、スーパー林道にでる。

ここから、少し林道を下って、上ニゴリ沢の上部でクライミングをする事に！
ここまでの道の脇には登攀できそうな滝がいくつかあった。この辺りは林道からビレーができるのでとても快適だ！

ご覧のように落石のフェンスを縫うように登ったり…人工物はロケーション的には微妙だけど、ビレーの条件としては最高だ。また、程よく寝てる？から初級者の練習には程よい！

スーパー林道の下にもすぐに滝が…下から登ろうとすると、50mロープを連結して丁度いい感じ…
っていうことは50mくらいの滝を登るのでこれはまたしんどい…最初に何本か登ってみたが、流れてるところもあり、途中ダレる箇所もありで結局は上部のバーチカルの部分だけで登った。

スーパー林道は所々スケートリンク状態なので歩行は要注意。

KenとTaco。Tacoはがっつりシゴいてあげましたが、彼のドMっぷりには脱帽…
Tacoは強くなる…でも、まぁ…これいじょは何も言わない(笑)
上ニゴリ沢の下降はなかなかアグレッシブな道だった。悪路慣れてれば問題ないが苦労していたメンバーもいました(*’ω’*)
夕暮れ前には全員テン場に戻れて、宴会2日目が始まります。
山は何しにきてるのか？酒の一滴は？
そんな山登会なりの哲学で洗脳していくのが、我が会のやり方？かどうかは分かりませんが、きっと楽しんでくれたことでしょう…
3日目残念ながら、体調不良のKen（仮病）と仕事が残ってるOh!はこの朝に下山です。残りの4人で、戸台川の上流の滝を目指す事になりました。