2022.5.14-15 雪上訓練 in針ノ木岳

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【日程】2022.5.14_15

【場所】針ノ木岳

【種別】雪上講習

【目的】雪上の基礎訓練

(報告者:Satoshi)

雪上訓練

あえて悪い道を歩いて雪渓までアプローチ

雪上訓練はこの時期の毎年の恒例行事です。

歩行訓練をみっちり。直登、直下降、斜登高、斜下降、トラバース、クライムダウン、、などなど、滑落停止、スタンディングアックスビレーなど初めての人もいたので基礎的なことを中心に行いました。

雪上でのテントの張り方のレクチャーを受ける

筆者のSatoshiも雪上テント泊は初めて!

今まで雪上は寒いと思い敬遠してきました。。。(笑)

雪上での基本的な知識のレクチャーを受ける

出来るようで出来てない雪上での歩き方。

アイゼンを外してツボ足で登ったり下ったりする。

普段いかにアイゼンに頼りきっているのかが分かります。

アイゼンなしで雪上を歩くのは以外と難しい
トラバースの練習

雪上訓練の花形の滑落停止も行う。

体重をピッケルにかけて必死に滑落を停止させる

滑落停止というのは最終手段であって、滑落しない為に正確な歩き方を習得する必要がある。

スタンディングアックスビレイ

雪上でピッケルを使用して確保するスタンディングアックスビレイも練習します。

夜の宴会

雪上訓練の後は夕方から所属の長野県山岳協会の針ノ木交流会に当会から10名で参加させていただきました。

交流会で多くの山岳会の方と交流でしました。

ご参加の方、ありがとうございました。

若輩者ですが、今後とも宜しくお願いします。

雪上での宴会も悪くない

実践訓練

雪上訓練の2日目は実践講習として針ノ木雪渓登頂します。

テントキーパーの2人

指導員検定事前講習会を受講するDoggとMADはテントでお留守番します。

針ノ木雪渓

6:30に大沢小屋のテント場出発。

前日に行った、斜登高、トラバース、クライムダウンを実際の登山でもう一度おさらい。

休憩をはさみながらゆっくりと登りました

山頂直下ではあえて急斜面を登り訓練。

急斜面での直登
前日の訓練の反復練習
写真は笑顔のNaomi

この日1番バテバテだったNaomi 。

急斜面を登りきると絶景 。

みんなで登頂

訓練とはいえ山頂を踏むと気持ちいいものですね。

帰りはちょっとしたトラバースも
なにか皆が集まっている

針ノ木岳から降りてきてゆっくりしてテントを回収して帰り支度を済ます。

しかし、指導員検定事前講習会を受講しているDoggとMADが帰って来るまでは、まだまだ時間がかかる。

肌寒く皆早く帰りたい気持ちが高まる。

前日に製作したテーブルに何か文字を貼る

携帯の電波は繋がらないので伝言を文字で残す。

置き文字

「ゴメンネ。先帰ルネ」

DoggとMAD待たなくてすみませんでした。(笑)

何はともあれ、身になった内容の濃い2日間でした。

指導してくれた皆様ありがとうございました♡