2018.11.4 二子山 中央稜

Climbing

【日程】2018.11.4 

【場所】二子山 中央稜

【メンバー】 Mika、Mitsu、(会外)Oh! 

【種別】マルチピッチクライミング 

【目的】新人教育 

(報告者:Mitsu)

だんだん寒くなりつつも、まだまだ奥秩父あたりなら岩登りができるということで、またまた新人教育の名目で二子山の中央稜をやってきました。

当初は5名、2パーティで登るはずが諸事情によって2名が参加できず・・・

Mika、Mitsu、Oh! 3名でいってきました。

早朝こそ冷え込んだものの、天気は快晴!ぐんぐん気温も上がり日のあたる場所ではポカポカして時には暑くも感じるくらい。

股峠より入山、8時くらいから駐車場はほぼいっぱいで路上駐車の車もみるみるうちに増えていきました。ここはアプローチが短くてとってもラク。

祠エリアを過ぎたあたりから岩壁に沿って踏み跡を上がっていき赤いドラム缶が見えたらもう取り付きです。渋滞を心配しましたが、取り付きに到着すると2人組みの1パーティのみ。

こんな天気のいい、人気の初級ルートにしては空いててちょっとホッとする。

1P目 Ⅲ 

前のPのフォローが上がりきった様子だったので登攀開始。

ちなみに今回は?も?ダブルロープで二人上げるので私がオールリード。

Ⅲ級にしては簡単・・・ただし、右に曲がる1手だけが少し悪い。あとここの岩は日が当たっていれば問題ないが特に1P目は日当たりが悪く結構滑る・・・そこだけ気をつければ問題なし。

1Pの終了点に・・・到着

二人引き上げている最中に前のPが登っているがどうもちょっと怪しい。2P目を結構難儀している様子。核心の3P目大丈夫か?・・・

前が進まないのでちょっと一休み。

ローソク岩かな?

おっきな岩の上でのんびりひなたぼっこ。談笑。

おーい!早く登ってくれ・・・

2P目 5.8(体感 Ⅳ級?甘く見て+)

ようやく前のパーティのリードが上り始めたので登っていく。微妙なバランスのところが2.3箇所あるが落ち着いていけば問題ない。

このあたりでダーヤマ(Oh!)は戸惑っていたらしい。

はぁい、ガンバ!!

前はまだリードが登攀中だったけど、お隣の支点を使って二人を引き上げる。

またまた、待たされています。

1服、2服・・・時間だけが過ぎていきます。ここは日陰で風が通るので少々寒い。

初のマルチ?ということでちょっと難しかったみたい。

「今まで行ったところとはぜんぜん違います・・・」ってOh!がもらす。。

核心はここからだよ(笑)どんな技使ってもいいから何が何でも登るんだ!

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は a8e59e36d3dad8624f85095a0a2e7372_7d265a0a6d0a16442f82fe887cde351e.jpg です

・・・っつーか、前のフォローさん!落ちすぎだよ・・・軽く5~6回フォールしてます・・・

後ろから驚異的なスピードでスーパークライマーさんが登ってきました。

この方からも「ガンバ!、ガンバ!」と前Pのフォローさんに激が飛びます。

ちなみにこの方は今日このルートを3本登るんだって・・・翌日にドローンで空撮するみたいでその練習だとか・・・以前はフリーソロで登ったところを空撮したみたいで帰宅後拝見させていただきました!

※ 写真は核心Pを登るOh!

3P目(核心) 5.8(体感 Ⅴ級くらいかなⅤ+くらいかな・・・デシマルつくほどではないかな・・・)

前Pのフォローさんは何回も落ちながら最後にはスリングでアブミを作って突破されてました。しかも

「すいませ~ん、このスリング回収してきてください!」だって。はいはい、了解です。

さぁ、登ります・・・ん?

後ろからきたスーパークライマーさんのPやらその後ろのPやらギャラリーが多いんですけど、ブツブツ言ってしまった手前、「テ、テ、テンション・・・」なんて口が滑っても言えない。しかも休んでいても「アイツ難儀してるのか?」とも思われるだろし・・・精神的に追い込まれています私・・・

何とか、戸惑うことも無く、パンプした腕を駆使して全速力で駆け上がります。

抜けたときには肩で息してました(笑)

終了点はおっきなテラスなので、適当な木で支点とって2人を上げます。

心配していたOh!は案外すんなり登れてました。こやつの突破力、なかなかなもんだな(笑)

後ろもすぐに来てしまいそうなので、休憩はほどほどに、前のPに続いてすぐに出発!

4P目 Ⅲ- 程度(ここから先はトポには微妙な表現だったので体感で)

最初は階段状、ランナーが取れないので注意。上の立っている数手が微妙なバランス。

なお、核心をすんなり越えたOh!はここでかなり苦戦していた。核心越えたからって気が抜けてしまったのか??1段上がったところで、前Pがいて繋げられなかったから切る。

5P目 Ⅳ 程度

ちょっと立ってる、ランナーが気持ち少ないので慣れない人は怖いかも。カムやナッツがあれば安心だけど・・・まぁなくても十分登れる程度。

ここからは前のPとは別のルートで行きます。

通常はこの後、左に回りこんで上に抜けるのが一般的だがハーケン結構打ってあって登れる感じだったのでやや右の方へ突っ込む。まぁ難しくはないけどそこそこ楽しめる。

こんな感じのところを登ってく。案外すっきりしてて気持ちいい箇所もありました。

ここ抜けて、最後藪っぽくなったので左に出て登攀終了。稜線までは15mくらい歩いて到着。

Oh!さん、おつかれさまぁ。

満足していただけた模様です。

2人を歩かしてお片付けして私も到着です。

おつかれさま!な記念撮影、11月とは思えない快適なお天気!!

山頂にはぞろぞろ、団体さんがロープ結んで上級ルートから上がってきました。

天気も良くてとても賑わってました!

私たちも、上級者ではありませんが、頑張って上級者ルートを下ります。

なかなか険しいルート。鎖はすべて撤去されているようで気をつけて降ります。

個人的にはこのルートは下りで使わない方がいいと思います。

登り楽しいと思いますが下るのはなかなかです・・・

この後、下のゲレンデでちょこっと遊んで今日はおしまい。

これで、またひとつ経験が増えたね!!

翌週は講習!

そして、月末には伊豆遠征・・・

12月になれば、アイス・・・と季節に関係なくまだまだイベントが続きますね!!

ガンガンいきましょ!

なお、あまり公言していませんが、当会の目指すところは

” 日本一の「弱小山岳会」”です 。現在、継続的に会員を募集しております。

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