2018.4.29 常念岳(笠原沢? プチバリエーション)

Mountaineering

【日程】2018.4.29

【場所】常念岳

【メンバー】Ken、Mika、Hiro

【種別】ピークハント

【目的】GW前半に雪と戯れる

(報告者:Mika)

GW前半・・・

青空広がる最高の山日和。

去年悪天の為、予定変更して登らなかった明神岳を今年も懲りずに計画するも、三日前に人生初の腰痛を経験(巷ではギックリ腰という)

泣く泣く計画変更で急遽、荷物を担がなくてよい腰に優しい日帰り常念岳プランに変更した。

常念岳はKenが毎年この時期に一年の山の安全を山の神に祈願に訪れる大切な山。

一ノ沢登山口は連休中日なのに思ったより車も少なく駐車場もすんなり停められた。

今年はやはり雪が少なく途中までほぼ夏道。それでも笠原近くになると雪渓が現れた。

雪渓からの空気がひんやりとして心地よい。

笠原からは一般登山道でなく雪の時期でないとガレていて登れないルートを選ぶ。常念岳へほぼ真っ直ぐに突き上げる真っ白なルートだ。 

 沢山のトレースを辿るのでなく、自分達だけでステップを刻み作るトレース。
三人三様で好きなように高度をあげていく。

ノドを過ぎたあたりから急登&雪も固くなる為、その手前からアイゼンをつける。

例年なら雪が繋がっているはずだったが、ハイマツの薮が襲う。ハイマツを避けて雪面をトラバースするが下に隠れているハイマツ帯の踏み抜き地獄に体力を奪われる。

交替でステップを切るも、体力不足のMika & Hiroは脱落。結局9割近くはKenがアルバイトしてくれた。感謝、感謝・・・

それと同時にまた一から体力つくり頑張らなくちゃと自分に喝!

稜線へ飛び出ると前常念からの登山道に合流。ほんの僅か登ると常念岳山頂。

そして登ってきた沢を振り返る。

ん~、長かった・・・

さぁ、あとちょっと!

そして、登頂!

山頂からは最高の景色が広がる。

KenにMika & Hiroの写真を撮ってもらうように頼むと相変わらず意味の無い連射や自撮り。。

※(悪人面の・・・)証拠写真

犯人はこの人です。。

案の定、マトモな写真はほぼzero、、、頼む相手が悪かった。(反省・・・)

下りは一般ルート。

 下りは常念小屋で冷たいポカリスエットを三人で一気に飲み干し喉を潤していざ下山。

真夏のように暑かったが思ったより踏み抜きもなくサクサク下れた。

再び笠原まで降りてくると先程自分達がつけたトレースがクッキリ山頂まで延びているのを見て笑顔が溢れた。
今回は私の体調管理の甘さから仲間に迷惑をかけてしまったけど、残雪の前山を堪能する楽しい一日となりました。 

おしまい

・・・

あっ!

それから、この時期の雪の上は日焼けは要注意!

サングラスは忘れないようにしないと雪目で痛い目にあいますよ。

あと、下山したらお肌の手入れも忘れずにね!!

※写真掲載 mitsu

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