2018.6.24 25 妙高山 火打山

Mountaineering

【日程】2018.6.24~25

【場所】妙高山・火打山

【メンバー】Mika(単独)

【種別】ピークハント

【目的】残雪の逆さ火打山を見に行く

(報告者:Mika)

この時期の白い縞々模様が鏡のように映る逆さ火打山を見たくて、妙高山と火打山へ。

道路拡張工事の為朝5時まで全面通行止め。朝5時半に笹ヶ峰登山口から歩き始める。黒沢までは美しいブナの林の中整備された木道歩き。朝のひんやりとした澄んだ空気の中歩くの凄く気持ちいい(#^^#)

黒沢には立派な木の橋がかかっていてタニウツギが沢山咲いていた。

黒沢を過ぎると十二曲がり。次の曲がりまではそれほど長くない。ひとつひとつ看板があるのがとても親切で嬉しい。十二曲がりを過ぎると急登が始まる。おなかの調子があまりよろしくないので腰ベルトを外して歩く。テント装備は流石に重く肩に食い込んでイタイ・・・・富士見平到着時には既に汗だく(^^;。分岐を妙高方面へ向かう。

黒沢池ヒュッテはまだ営業していないので登山道が未整備。倒木をいくつか超えていく。小枝いっぱいの倒木を超える時にはワーワーキャーキャー言いながら。結構楽しい♪

小さくなった黒沢を渡ると広い高層湿原が広がる。

ワタスゲが風に揺れる~。

🌸🌸🌸どこもかしこもお花畑🌸🌸🌸

黒沢池の手前では水芭蕉も見頃。

黒沢池ヒュッテ前には雪。

黒沢池ヒュッテのテント場は雪がありません。ここの脇にテント装備をデポして妙高山へ向かいます。

大倉乗越まで雪が残っていて少し道が不明瞭なところもあった。また大倉乗越の先はなかなか急なくだり。

嫌らしいトラバース。前のパーティーの女性が数メートル滑落( ; ゚Д゚)幸いすぐに止まり大事には至らずホッ。私もアイゼンは履かないけれどピッケルを出し、慎重に歩く。長助池分岐を過ぎ、さらに雪渓を登る。その後山頂までは雪は無いが急登が続く。

黒沢池ヒュッテから茶臼山までは笹漕ぎ水路と化した木道を登る。。。危険なところはないけれど、展望もない・・・

高谷池は本当に素敵だった。三角屋根の高谷池ヒュッテにてテントの受付を済ませる。今はテント場が雪なので、残雪期野営場使用料100円!!!安い!!!

テント場は緑の私のテントともう一張だけ。テントを張ってお昼を食べても14時前。今回の一番の目的の逆さ火打を見に行く。ついでに明日登る予定だった火打山も登ることにしました。

天狗の庭・・・ワクワクワクワク

念願の逆さ火打山♪

これが見たかった!ちょっぴり風が吹いていて・・・でも満足!

この位置からの逆さ火打山なら最高だったけれど鏡にはならず残念。でもすごく綺麗だからいいんです。

火打山の登山道は明るく整備が行き届いていて歩きやすい。

山頂直下に少しだけ雪渓あり。

火打山山頂🗻

満面の笑み・・・・笑いすぎ・・・・

焼山

テントへ戻って、まだ早いけれど・・・高谷池を眺めながら贅沢な時間を過ごす。夏野菜カレーと雪でキンキンに冷やした麦のプシュッ♪明日早朝の逆さ火打に期待しながら眠りにつくも明け方3時頃から強風。朝5時の時点であきらめテントを撤収、7時には登山口へ下山しました。

ずっと見たかった逆さ火打そして素晴らしい景色の妙高山。逆さ火打は完全な鏡に映るようなものではなかったけれど、それでもどちらもとても美しい景色のお山でした✨